図書室の本紹介〔令和5年7月〕

更新日:2025年02月26日

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本のひろば

図書部では、毎月「本のひろば」を発行し、おすすめの本を紹介しています。

本のひろば7月号〔No.294(2023年7月1日発行)〕より

今月のおすすめ

アルツハイマーは脳の糖尿病だったの本の表紙
書名

アルツハイマーは 脳の糖尿病だった

著者

森下竜一/著・桐山秀樹/著

出版社

青春出版社

これまで糖尿病を患った多くの人が、アルツハイマー病にかかりやすいということは一般の間で知られていました。

実際、糖尿病患者とその予備軍は、そうでない人よりアルツハイマー病発症のリスクが4.6倍も高いということです。

なぜ、こういう結果になるのか?
それは、アルツハイマー病の発症メカニズムが明らかになってきたことにより、脳の病気であるアルツハイマー病が、糖尿病を引き起こす生活習慣と同じ要因によって起こるということなのです。

アルツハイマー病は、老年になるにつれて脳細胞に、βアミロイドという蛋白質が沈着することによって起こると考えられています。
それを日々分解して体外に排出しているのがインスリン分解酵素です。
本来はインスリンを分解するインスリン分解酵素ですが、実は、色々な物質を分解しており、インスリンが少ない時には、他の物質も分解していて、その中の一つがβアミロイドなのです。

ところが、中年になって腹囲に内臓脂肪がたまり、高血糖の状態が続き血液中が高インスリン状態になると、普段なら脳にたまったβアミロイドも分解するインスリン分解酵素が、脳にあふれたインスリンを分解することで手一杯になってしまう。

その結果、本来ならインスリン分解酵素によって分解、排出される脳内のβアミロイドが次第に沈着していき、ひいてはメタボから糖尿病、糖尿病からアルツハイマー病を発症してしまうことになるのです。

この本は、糖尿病への対応策がそのままアルツハイマー病の予防改善策にもなるという生活術を紹介してくれます。

図書部/M.I.

今月のテーマ図書

7月のテーマ 「青い空、青い海」

図書部では、毎月テーマ本を決めて、図書室の受付(カウンター)付近に排架しています。

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