図書室の本紹介〔令和4年5月〕
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本のひろば
図書部では、毎月「本のひろば」を発行し、おすすめの本を紹介しています。
本のひろば5月号〔No.280(2022年5月1日発行)〕より
今月のおすすめ

書名
どうぶつ会議
著者
エーリヒ・ケストナー/文
ヴァルター・トリアー/絵
光吉夏弥/訳
出版社
岩波書店
人間たちが何度も会議を開いているのに、失敗ばかりでなかなか結論に達しないのを見て、北アフリカのチャド湖のほとりに集まったライオンのアロイスやゾウのオスターやキリンのレオポルドはすっかり腹を立ててしまいます。
「人間は、魚みたいに水にもぐることもできる、動物のように走ることも水の上をすべったり、空を飛ぶこともできて、そんなに利口なのに戦争と革命とストライキに子どもたちを巻き込んでいる」ことに。
子どもたちのために何ができるのか、いろいろと考えたあげく、ゾウのオスターは動物たちに「1か月後の今日、動物会館で世界中の全ての種類の代表で成る会議を開く」ことを提案します。
会議のテーマは「子どものために」世界中から、いろいろの移動手段を使って動物会館に集まった動物代表たちは、人間の会議に要求を出すのです。でも動物たちの要求は人間たちになかなか受け入れられません。
そこで、動物たちは世界中の人間の子どもたちを一人残らず隠すという非常手段をとってしまいます。
そして、人間の会議に「国境をなくすこと」「軍隊と大砲と戦車をなくし、戦争をしないこと」など5つの要求を出し、それにサインをさせることに成功するのです。
今、ロシアとウクライナ両国の会議で停戦協議がなかなか進まない状態にあります。
こんな時だからこそ、この本をおすすめしたいのです。そしてみんなにも考えてほしいのです。
今、世界中はこんな状態で良いのだろうか。私たちには何ができるのだろうか…と。
ドイツのナチスに抵抗したケストナー。
こんな壮大なお話の他に、私が小学生のころ好きだった「点子ちゃんとアントン」や「エーミールと探偵たち」もぜひ読んでみて!
図書部/Y.S.
「どうぶつ会議」資料詳細(三鷹市立図書館ホームページ)(外部リンク)
今月のテーマ図書
5月のテーマ 「5月といえばー憲法・みどり・子どもー」
図書部では、毎月テーマ本を決めて、図書室の受付(カウンター)付近に排架しています。
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更新日:2025年02月26日