図書室の本紹介〔令和6年4月〕
新着資料案内
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〈注意〉新刊書とは限りません。古い発行年の資料で、新たに受け入れた資料も含みます。
本のひろば
図書部では、毎月「本のひろば」を発行し、おすすめの本を紹介しています。
本のひろば4月号〔No.303(2024年4月1日発行)〕より
今月のおすすめ

書名
三陸海岸大津波
著者
吉村昭
出版社
中央公論社
3月9日(土曜日)「三鷹市吉村昭書斎」がオープン。
井の頭5丁目にお住まいだった吉村昭氏の書斎で、ご家族から市に寄贈されたもの。
井の頭公園駅から数分歩いた、元駐輪場に移築されました。
前面に、自転車置き場が広くあり、建物の入り口を入ると、交流棟。
その本棚には本人と奥様の津村節子さんの著書が、天井までズラリと並べられ、自由に手に取って読むことが出来ます。
太宰治賞、菊池寛賞等々各種の賞を得たお二人の作品群は見事です。
書斎の方の、これも天井まである本棚には、各県の史料のほか、「捕り物の歴史」「やくざの生活」「紙芝居の生活」などというものもあり、現地に行って取材をしてくることが多かったという吉村氏の取材を裏付ける参考資料が所狭しと並べられています。
今回おすすめの作品「三陸海岸大津波」は、文庫版ですが、私が最初に読んだ時は、中公新書で「海の壁」という題名でした。
著者が、文庫版のあとがきで書いていますが“津波を接近してくる壁になぞらえたのだが、たぶんに気どりすぎていると反省し…“改題したそうです。(私は、「海の壁」が好きですが…)
この本には、2011年の東日本大震災にも被害を受けた三陸海岸の明治29年、昭和8年、チリ地震津波の克明な記録、その直前に起きた海の異変、井戸の渇水などの共通点、当時の子どもの作文や生き残った方々の証言なども書かれています。
スマホなどではなく、ノート片手に取材して回ったであろうその姿に敬服です。
この作品は1970年のものですが、2011年の大震災の時に、またクローズアップされたと書斎棟横の年表にありました。
皆様も一度どうぞお出かけください!
図書部/Y.S.
「三陸海岸大津波」資料詳細(三鷹市立図書館ホームページ)(外部リンク)
今月のテーマ図書
4月のテーマ 「出会い」
図書部では、毎月テーマ本を決めて、図書室の受付(カウンター)付近に排架しています。
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この記事に関するお問い合わせ先
井の頭コミュニティ・センター
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更新日:2025年02月26日